今回は、アトピー性皮膚炎でお悩みだった患者さんの治療の症例を紹介させて頂きます。
アトピー性皮膚炎は、ステロイド以外の方法で良くなるの?
アトピー性皮膚炎は、なかなか治らないものなの?
アトピー性皮膚炎の本当の原因は何?
あなたがアトピー性皮膚炎に悩んでいるなら上記の事が気になるのではないでしょうか?
アトピー性皮膚炎は、西洋医学のお薬以外の整体やカイロプラクティックによって
・体の歪みをきちんと取り除く
・自律神経のバランスを整える
・ホルモンバランスを整える
事によってしっかり改善していく可能性が十分にあります。
もしあなたがアトピー性皮膚炎に悩んでいるなら是非このページをじっくりご覧いただければと思います。
このページの情報によりあなたに少しでもお役に立てたら幸いです。
目次
アトピー性皮膚炎でお悩みだったKさんが滋賀大津気功ヒーリングにご来院されるまで
Kさんは40代の方ですが、20歳くらいの時から長年ずっとアトピー性皮膚炎に悩んでいたそうです。
長年悩んでいたものの症状の浮き沈みがあり、症状がひどい時は、ステロイドのお薬を塗ったりしてしのいでいたそうです。
しかし、お薬をやめると痒みはまた増してきたりと繰り返していたそうです。
ここ最近は、首の周り、肘などの痒みがひどくなりお肌のかゆみで夜はとてもつらくなってきたとの事でした。
また首の周りの皮膚の張りが強くなり、首を回すのも辛くなってきたそうです。
長年、アトピー性皮膚炎がお薬では根本的に良くならず、他の方法で改善出来ないか?とネットで色々調べている内に滋賀大津気功ヒーリング(整体・気功)の存在を知り、当院にご来院されるようになりました。
アトピー性皮膚炎の原因は?
アトピー性皮膚炎の原因は、乾燥肌による敏感肌、アトピー素因、遺伝などと言われている場合がありますが、当院では違った原因があると考えています。
では何が原因かと言いますと、
1.体の歪み(骨盤や頭蓋骨など)
2.自律神経の乱れ
3.ホルモンバランスの乱れ
4.精神ストレス
5.生活習慣、食生活の乱れ
などが原因として考えています。
体の歪み、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れにより、
・免疫のバランスが乱れる
・副腎、胸腺の機能が低下する
事により皮膚に炎症が出続ける事が原因として考えています。
滋賀大津気功ヒーリング(整体・気功)にご来院されたKさんの状態とからめてアトピー性皮膚炎の原因を紹介していきます。
1.身体の歪みとアトピー性皮膚炎の関係
なぜ身体が歪むとアトピー性皮膚炎になるのでしょうか?
下記画像をご覧下さい。
左側が正常な状態です。
右側が体が歪んだ状態です。
様々な理由から上記画像のように体が歪む事があります。
体が歪むと筋肉に負担がかかるだけでなく体の内側にある内臓にも当然負担がかかり続けます。
体の歪みと胸腺とアトピーの関係
体が歪むと背骨だけでなく、胸腺という臓器にもに負担がかかる事があります。
胸腺自体が歪むこともあります。
胸腺とは、心臓の上部に位置する小さな臓器です。
胸腺には、体の免疫に関係するT細胞を育成する大切な臓器です。
体が歪むことで胸腺に負担がかかり、胸腺の機能が低下すると、T細胞の育成もおかしくなり、免疫のバランスが崩れます。
すると、アトピー性皮膚炎、花粉症などアレルギー症状が出やすい体質になります。
Kさんのお身体の状態を確認しますと、胸腺に歪みが生じ、胸腺の機能が低下している事が確認出来ました。
胸腺の機能の確認方法は、アプライドキネシオロジーの筋肉反射テストという方法を使って確認しました。
※胸腺は、体の歪み以外に自律神経の乱れ、精神ストレスによっても機能が低下します。
体の歪みと副腎とアトピーの関係
副腎は、腎臓の上に位置する小さな臓器です。
副腎からは、副腎皮質ホルモンのひとつである「糖質コルチコイド」という炎症を抑えるホルモンを分泌します。
体が歪むと副腎に負担がかかることがあります。
副腎に負担がかかると、副腎皮質ホルモンのひとつである「糖質コルチコイド」が分泌されなくなり、炎症を抑えられなくなります。
アトピー性皮膚炎になるのは、皮膚の炎症が引かなくて、痒みが出続けている状態です。
なぜ痒みが出続けているか?は、「糖質コルチコイド」の分泌低下により炎症がひかなくなっているからです。
Kさんのお身体の状態を確認しますと、体の歪みのせいで副腎の機能が低下している事が確認出来ました。
今までアトピー性皮膚炎の方の治療を行ってきましたが、かなりの方が副腎の機能が低下していました。
副腎の機能の確認方法は、アプライドキネシオロジーの筋肉反射テストという方法を使って確認しました。
※副腎は、体の歪み以外に自律神経の乱れ、精神ストレスによっても機能が低下します。
頭蓋骨の 歪みとアトピー性皮膚炎の関係
頭蓋骨には、前頭骨(ぜんとうこつ)、頭頂骨(とうちょうこつ)、蝶形骨(ちょうけいこつ)、側頭骨(そくとうこつ)などいくつかの骨があります。
蝶形骨の上に副腎皮質ホルモンのバランスを調整している、視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)があります。
上記画像は、頭蓋骨の中にある脳になります。
体の様々なホルモンのバランスを調整している、視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)は、頭蓋骨の蝶形骨(ちょうけいこつ)の上にあります。
頭蓋骨に歪みが生じると、視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)が上に歪んできたり、下に歪んできたりします。
視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)に歪みが生じると、視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)の機能が低下します。
脳下垂体(のうかすいたい)から副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。
脳下垂体(のうかすいたい)の機能が低下すると、副腎皮質刺激ホルモンの分泌が乱れて、副腎の機能が低下する事があります。
副腎の機能が低下すると、副腎皮質ホルモンのひとつの糖質コルチコイドが分泌されなくなり肌の炎症が引きにくくなります。
Kさんの頭蓋骨の状態を確認すると歪みが生じていました。
蝶形骨(ちょうけいこつ)、後頭骨(こうとうこつ)などの歪みのせいで、視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)にも歪みが生じている事が確認出来ました。
視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)は脳の中にありますが、アプライドキネシオロジーの筋肉反射テストという方法を使い、カイロプラクティックの手技に熟練すると歪みを確認することが可能です。
2.自律神経の乱れとアトピー性皮膚炎の関係
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経と副交感神経は、役割を分担しながら交互に動いています。
運動モード、仕事モードの時は主に交感神経が働きます。
食事や睡眠などのリラックスモードでは副交感神経が働きます。
また自律神経は、体の免疫システムと密接な関わりがあります。
白血球は自律神経により調整されています。
交感神経が働きている時→顆粒球が増える
副交感神経が働いている時→リンパ球が増える
自律神経が乱れて交感神経が過剰に動きすぎると、顆粒球が増え続けてしまいます。
顆粒球は活性酸素を沢山発生させて体のあちこちで炎症を作ってしまいます。
交感神経が過剰に動きすぎる
↓
顆粒球の増大
↓
活性酸素が増える
↓
皮膚に炎症が起こる
↓
アトピー性皮膚炎になる
という流れが出来てしまう訳です。
逆に副交感神経が過剰に動きすぎると、リンパ球が増え続けてしまいます。
リンパ球は、B細胞が抗体を作ります。
リンパ球の過剰も「免疫の過剰」を引き起こしてしまいます。
副交感神経が過剰に動きすぎる
↓
リンパ球の増大
↓
B細胞が抗体を作る
↓
免疫の過剰反応が起こる
↓
アトピー性皮膚炎になる
という流れが出来てしまう訳です。
Kさんの場合、自律神経を調整する最高中枢の視床下部(ししょうかぶ)の機能が低下している事がアプライドキネシオロジーの筋肉反射テストにより確認出来ました。
視床下部(ししょうかぶ)の機能低下により自律神経は乱れてしまいます。
自律神経が乱れる原因は、
・頭蓋骨の歪み、骨盤や仙骨の歪み
・生活習慣の乱れ
・電磁波の影響
・精神的ストレス
などがあります。
3.ホルモンバランスの乱れとアトピー性皮膚炎の関係
頭蓋骨のゆがみ等で視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)の機能が低下すると、ホルモンのバランスが乱れてしまいます。
副腎皮質刺激ホルモン、糖質コルチコイドなどのホルモンのバランスが乱れると、皮膚の炎症を抑える能力が低下し、アトピー性皮膚炎が起こります。
4.精神ストレスとアトピー性皮膚炎の関係
イライラ、不安などの精神ストレスがかかり続けると、脳に緊張が起こり、脳の血液の流れが悪くなります。
脳の血液の流れが悪くなると自律神経やホルモンバランスを調整している視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)の機能が低下します。
視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)の機能が低下すると、自律神経やホルモンのバランスが乱れてしまいます。
自律神経が乱れてしまうと、免疫の過剰反応が起こり、皮膚に炎症が起こりやすくなります。
ホルモンバランスが乱れると、皮膚の炎症を抑えられなくなります。
皮膚の炎症が起こりやすくなり、皮膚の炎症が抑えられなくなると、アトピー体質になります。
5.生活習慣、食生活の乱れとアトピー性皮膚炎の関係
生活習慣の乱れには、昼夜逆転する生活、スマートフォンのやり過ぎによる電磁波の影響などがあります。
寝る時間がバラバラだと、自律神経やホルモンバラスが乱れやすくなります。
近年、自律神経やホルモンバランスが乱れる原因にスマートフォンのやり過ぎによる電磁波の影響があります。
電磁波を浴び続けると頭蓋骨に歪みが生じやすくなり、視床下部(ししょうかぶ)、脳下垂体(のうかすいたい)の機能が低下し、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。
食生活で特に気にしたいことは、ジャンクフードの食べ過ぎや添加物が沢山含まれている食事などです。
体にとって良くない栄養素の取り過ぎは、内臓に負荷をかけてしまいます。
副腎に負荷がかかれば、副腎皮質ホルモンの1つの糖質コルチコイドが分泌されなくなり、皮膚の炎症が抑えられなくなります。
アトピー性皮膚炎の施術、治療
Kさんのアトピー性皮膚炎を改善してもらう為にどのような施術を行ったのか?紹介します。
初回の施術
Kさんにアトピー性皮膚炎が起こる原因についてホワイトボードを使って説明しました。
まずはじめにKさんに
・体の歪み(骨盤や頭蓋骨など)とアトピー性皮膚炎の関係
・自律神経の乱れとアトピー性皮膚炎の関係
・ホルモンバランスの乱れとアトピー性皮膚炎の関係
・精神ストレスとアトピー性皮膚炎の関係
・生活習慣、食生活の乱れとアトピー性皮膚炎の関係
などを詳しく説明しました。
アトピー性皮膚炎を根本から改善させる為には体の歪み(骨盤や頭蓋骨など)などのバランスをきちんと整える事が大事だということをKさんに納得していただいた後、Kさんの現在の体の状態を詳しく調べました。
Kさんのお身体の状態は、
・蝶形骨(ちょうけいこつ)の屈曲
・後頭骨(こうとうこつ)の前上方への歪み
・視床下部(ししょうかぶ)の下方、右回旋の歪み
・脳下垂体(のうかすいたい)の下方、右回旋の歪み
・上部腰椎、下部胸椎の異常
・左右の副腎の機能低下
・胸腺の機能低下
などが確認出来ました。
これらの異常は、カイロプラクティックのモーションパルペーション、アプライドキネシオロジーの筋肉反射テストという方法でKさんご自身に体の状態を色々体感していただきました。
その後、Kさんのアトピー性皮膚炎が良くなるように施術を行いました。
施術は、軽く触れる程度ですが、体の歪み、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、脳の血流障害、脳の歪みなどが解消される可能性が十分にあります。。
施術の詳しい内容に関してもっと詳しく知りたい場合は、施術の流れのページをご覧下さい。
施術の効果に関してもっと詳しく知りたい場合は、当院の症例のページ、当院の体験談のページをご覧いただければと思います。
施術直後に施術前と比べて
・身体の歪みが取れてバランスよく立てる用になった事
・手の指の筋肉や足首の筋肉に力が入るようになった事
・視床下部(ししょうかぶ)の歪みが解消した事
・上部腰椎、下部胸椎の異常が解消した事
・左右の副腎の機能低下が解消した事
・胸腺の機能低下が解消した事
をカイロプラクティックのモーションパルペーション、アプライドキネシオロジーの筋肉反射テストという方法でKさんご自身に体感していただきました。
施術は、本当に触れる程度ですので、体の変化に対して、Kさんはとても不思議に感じておられました。
Kさんには、初回の施術後から1週間後に来院していただく事になりました。
2回目~7回目の施術
2回目の施術は、初回の施術からちょうど1週間後にご来院していただきました。
初回の施術からの変化をお聞きしますと、皮膚のかゆみは夜に増したとの事でした。
アトピー性皮膚炎の症状は、施術をした初めの2,3回までは痒みが一時的に増すことがあります。
痒みが一時的に増すことは、初回の施術の際にきちんと伝えて起きましたので、Kさんはそれほど不安にはならなかったそうです。
2回目の施術も初回の施術と同様に行いました。
3回目~7回目までは、アトピー性皮膚炎の症状は劇的に変わるほどの変化はなかったそうです。
普通に考えると7回も施術を受けているのに少しでも良い方向に向かっていることを感じれなければもう良くならないだろう・・・
そのように諦めてしまう方もいらっしゃいます。
ですが、Kさんは良くなることを信じて何度も滋賀大津気功ヒーリングに治療を受けに通院されました。
8回目以降の施術
上記画像をご確認下さい。
左が3回目にご来院された時の状態で
右が8回目にご来院された時の状態です。
現在10回施術を受けていただきましたが皮膚の状態は随分良くなってきていただけています。
ここまでくるのに約3ヶ月前後です。
これから更に良くなっていくと確信しています。
Kさんは滋賀大津気功ヒーリングの軽く触れる程度の施術でなぜ
・アトピー性皮膚炎が良くなるのか?
・頭蓋骨の歪みがなくなっていくのか?
・胸腺や副腎の機能が正常化していくのか?
など多くの疑問を持たれ、何度も質問されました。
ただ、アトピー性皮膚炎が良くなるという結果が出たので、話をとても興味深く、素直に聞いて下さいました。
アトピー性皮膚炎の治療症例まとめ
滋賀大津気功ヒーリングが考えるアトピー性皮膚炎の原因は、
1.体の歪み(骨盤や頭蓋骨など)
2.自律神経の乱れ
3.ホルモンバランスの乱れ
4.精神ストレス
5.生活習慣、食生活の乱れ
などです。
アトピー性皮膚炎の治療は、一般的には、ステロイドホルモンを皮膚に塗ること、食事療法などが有名かもしれません。
しかし、ステロイドホルモンや食事療法では、アトピー性皮膚炎が良くならないという方がとても多い事は事実としてあります。
そんな時、ステロイドホルモンや食事療法では取り除けないアトピー性皮膚炎の原因をもう一度見直す必要があります。
整体、カイロプラクティック、気功などの手技療法でアトピー性皮膚炎の原因
1.体の歪み(骨盤や頭蓋骨など)
2.自律神経の乱れ
3.ホルモンバランスの乱れ
4.精神ストレス
を取り除くことが可能です。
そして、アトピー性皮膚炎の原因をきちんと取り除く事が出来ると、今回紹介させていただいたKさんのようにステロイドホルモンを使用しなくてもアトピー性皮膚炎がしっかり改善していく可能性は十分にあります。
※効果の出方は、個人差があり、必ずしも保証出来るものではありません。
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